mag

mag

2012/09/08

Soft People



数日ほど前の事である。外は雨降るファーストフード店の隣の席の若者が、物知り顔で話す声が聞こえてきた。





モヤシA 「あはは、君、ヘビメタって、あんなの思春期の少年のガサツなオナニーみたいなもんだよ。」

モヤシB 「だよなぁ、あんなの音楽じゃないよ。モテナイ男の雄叫びみたいで残念だよな?」






僕の体温がにわかに上昇して行くのがわかった。



そして僕は我慢出来ずに、そのモヤシの様な若者の尻をツネリ上げる勢いでポテトをツマミ上げ、「ふざけんじゃねーぞ!ファーック!」と大声でシャウトするが如くポテトを噛み砕き、  もう、そのモヤシヤング達をコテンパンに殴りつけるかの様な気分で、人差し指と小指を立てた両手で持ったバーガーを口に詰め込み、   返り血を拭う勢いでペーパータオルで口の周りを拭くと、「メタルをディスる時は周囲に注意しな!」 とキメ台詞を言う様な表情でファーストフード店を足早に後にした。





仄かな虚しさが脳裏に漂ってきた頃、随分昔の事を思い出した。




15年ほど前の事である。どんなシュチュエーションで、何処へ行くのだったかは覚えていないが、
兎に角、僕のオンボロ車に3歳年下の後輩とその彼女が「ちーッス!」とか言いながら乗り込んできた時の事である。

そのアホなどは、ジャージの上下に頭にタオルを巻くのが最もお洒落だと思っていて、
音楽はオリコントップ10を聞いてカラオケで歌っていれば間違いないと信じている類で、言うなれば資本主義のブタ共ある。



そんなブタ共が、僕のクソ車に乗り込むなり、カーステから流れる音楽を聴いて飛んでもない事を口走ったのである。




ブタ 「うわぁ、超ヘビメタじゃねーっすか!?クスクス。」

メスブタ 「え?え?マジですか?マジで聴いてるんすか!?」

再びブタ 「いやぁ、すげーヘビメタでげすね!へへへ」





もちろん、こんな気分だったぜ。






Pantera - I'm Broken


その時の曲はパンテラである。初めて聴いたのは僕が中学3年生の頃。超ヘビーで慣れない耳に大音量では聴けば聴くほど苦痛であったが、なけなしの小遣い2500円も出して買ったCDなので聴きまくった。
パンテラは2003年解散後、解散に不満を持ったファンが、 元メンバーのダレル(と他客2人)をライブ中に射殺。
その日が奇しくもジョンレノンの命日であった為、以来パンテラは伝説のバンドなのに・・・ぃ!




※※そこで本日は、「メタルってダサいなぁ」と思っているあなたの為に、メタルの話を延々としてやりたいと思います。※※






Korn - Freak On A Leash

メタルとは何なのか?を語るのにはまず、RUN DMC (既にADIDAS卒業) と同じ位アディダス好きで有名な
KORNが最も解かり易い人達である。




写真のこの人 KORNのボーカル ジョナサン・ディヴィスは、なんとこのナリでイジメられてたキャラで、
油断すると自殺しちゃいそーだぜ!って感じで歌っている。
ちなみに特製のマイクは映画「エイリアン」や「裸のランチ」の美術で有名なギーガー作である。




こちらはドラッグのやり過ぎで精神病院に入れられ、KORNをクビになった元ギター担当のヘッド。リハビリで教会に通っている内にキリスト教に目覚め、気が付いたらキリストのコスプレイヤーになっていた。 ちなみにジョナサンは子供の頃、教会の牧師にカマを掘られそうになった事があるらしく、以来アンチ・キリスト派。






Slipknot - People=Shit


日本人と比べてヨーロッパ人の方が、我が強いと言うか利己的な人が多いイメージがある。当然ヨーロッパの変態はタチが悪そーである。 すると必然的に、親や身近な大人から暴力や性的虐待を受けて育つ子供が少なくない。
そんな子供達の中には、フィオナアップルの曲を聴いて 教会のシスターに優しく「汝、罪を許しなさい」と抱きしめられて自閉症になるよりも、 スリップノットと一緒に「人間=うんこッ!」と叫んだ方が数倍も癒される人が必ずいるのである。





卍 卍 つまりメタルとは宗教なのである 卍 卍






Nine Inch Nails - La Mer

トレントレズナーを神だと思っているファンは少なくない。

ちなみに元々ナインインチのローディをやっていたマリリンマンソンのドキュメンタリーを見た事があるが、
あまりのチンケな糞ヤローぶりで大嫌いになった。






Tool - Rosetta Stoned

トゥールの曲は曼荼羅の領域である。






SEPULTURA - ratamahatta

中学の頃の愛読雑誌は勿論「バーン!」伊藤政則を見にTV神奈川のミュートマ・ジャパンも観覧しに行った。
セパルトラのタツノオトシゴみたいなロゴの入ったハーフパンツが超欲しかった。






Anthrax - I'm The Man

アンスラックスと言えばニューヨークのバンド → NYと言えば最先端 → アンスラックスのTシャツ着てる人はお洒落☆
と、僕はいまだに思っているところがある。






Downset - Anger

高校生の頃、初めてダウンセットを聴いた時は感動した。 どれ位かって言うと、自分の部屋のタンスに意味も解からず
ブックレットにあった「ストップ・セクシャル・バイオレンス・ナウ!」と書いてしまった位で、結果的にはビターなメモリーとなった。






江本勝 - 水は答えを知っている

この本によると、ヘビー・ミュージックは 「人体の70%を占める水分に有害である。」 との事である。
逆に良いのはクラシックだそうである。本の内容は中々に面白いんだけど、
著者の様な人は、世の中には毒物にこそ魅力を感じる人もいるって事なんかは理解しよーとしないんだろう。






Vision Of Disorder - Southbound

エロビデオ(まだDVDじゃなかった!)好きの友達の部屋は常にヴィジョンが中音量で再生中だった。
ポルノとメタルの組み合わせは、長時間キメると精神に多大な影響が出てくると思うので、程々に嗜むべし。






Megadeth - Skin o' My Teeth

僕は硬派な感じのメタリカよりも、 メガデスの「恨み!妬み!」みたいな声が好きだった。
当時はマーティ・フリードマンが後に日本であんなに薄っぺらキャラのTVタレントになるなんて想像も出来なかった。






Napalm Death - Human Garbage

しかし、デスメタルぐらいになると、レベルが高過ぎてまったく理解出来なかった。
デスメタルのCDアルバムは、30曲くらい入ってるのに、総曲数30分みたいなのばっかで、しかもほぼ雑音にしか聞こえない。
確か、ナパームデスには伝説になった、1秒で終了する曲(雑音)もあった。






Orange 9mm - High Speed Changer

最近はめっきり聴かなくなったけど、たまに車に乗る時にハードな曲を聴くと、
不思議とアガって、座る位置も、ちょっとだけ前傾姿勢になったりする。

車でI-Pod聴く時はFMラジオ飛ばしにしてるんだけど、渋滞の時とか、電波ジャックされていきなりアイドルの曲とか小室ファミリーの曲が大音量で流れると、本気でムカつく。 だけどある日、演歌が流れて来た時には、 「ん?・・・もしや、今、演歌の人の車内ではメタルが流れているのか!?」 と思うと、思わず きゃりーぱみゅぱみゅ みたいな悪い顔になった。




完全に悪魔球が出る寸前である。
よーし、みんな。オラ達の邪気をきゃりーに分けるんだ☆

GO TO DMC !


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...