mag

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2013/03/23

Bloody Bloody as Hell





ブラットスタイル♪











Sound Garden - Been Away Too Long










また別のある日の事。

僕はスクーターで、信号が赤に変わったので止まった。


そこは2車線が交差する交差点であった。

僕の前を、自転車の少年と、ダッシュの少年が通過した。

どうやら2人は、もう1つ横断歩道を渡った対角側の場所にいる友達と合流する様子であった。


自転車の少年が渡ったあたりで90度右に方向転換して止まった。

ところが、ダッシュの少年はノンストップで忍者のように車と車の間を走り抜け、

もう1つ向こう側へと渡ってしまったのであった。



自転車の少年の口はスネオの様にどんどん尖っていった。

「おいッ!おいッ!信号、赤だぞ!戻って来いよ!」



車がギュンギュン行き交う道の向こうで、ダッシュの丸メガネの少年は、

欧米人のような特大のジェスチャーで両手を広げ、「無理。無理。」って感じの表情をした。



自転車の少年は更に叫んだ。

「赤信号は、渡っちゃダメなんだぞ!戻って来いよ!戻れって!」



「赤だから、渡れないよ!」

ダッシュ少年は、目をクリクリさせて、のび太みたいに困った顔をした。

ダッシュ君と合流した、力持ちっぽい少年は面倒臭そうな顔をしていた。



「ダメだよ!戻れよ!戻って来いよ!ダメだって!」

中々信号は変わらない。自転車君はイライラした様子で、乱暴に手招きしている。



車が止まり、信号が変わったと思いきや、右折の→で、まだ歩道は赤のままである。

すると、道の向こうで、のび太とジャイアンが、

「先に行ってるよ!」と言ってクルリと背を向け、歩き出したのである。

随分前から顔が真っ赤になっていたスネオはとーとー、わんわんと泣き出した。



そう。この渡世は、理不尽と矛盾なくして語る事はできないのである。

そして、そんな時はわんわん泣くしかない。

僕はその時、自転車の少年にその事をちゃんと伝えるべきだったのかもしれない。

「ぴーぴーうるせーぞ!黙って待っとけ負け犬が!」 とか言ってね♪





GOD Speed!
















































ignition45☆























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