Tracy Chapman - Fast Car
ムーンアイズ横浜
シャブでパクられた、女優の三田佳子の息子が、
当時、しょーもないTV番組のインタビューに答えていた。
インタビュアー 「もう覚醒剤はやめたんですか?」
三田の息子 「はい。やめました。」
インタビュアー 「・・でも、もし、目の前に覚醒剤が置いてあったら、どうですか?」
三田の息子 「え?それは~」
インタビュアー 「それも、誰もいない部屋の中で、だとしたらッ!?」
三田の息子 「うーん、どーだろー?・・・」
18歳の頃、車の免許を取ったけど車を買う金は無かった。
家にはポンコツのマークⅡ(GX61)があった。
本当にポンコツだったけど、家の親父さんはケチだから、あんまり乗らせてくれない。
それでも、免許があって、目の前に車があるので、当然、誰もいない時に乗りまわした。
タバコ吸って、カセットテープで音楽を聞いて、雨の日が楽しかった。
それで近所のオートバックスに行って、ドリンクホルダーやら、デカいバックミラーとか買ちゃう訳です。
すると、ある時、「ジェットの快音」って商品に目が留まった。
なにやら、車のマフラー差し込むだけで、いい音になりまっせ!と書いてあった。
しかも、¥2000くらいで安かったんで買ったら、マフラーから笛みたいにピーピー音がした。
すげー耳障りだったけど、せっかく買ったもんだから、そのまま付けておいた。
数日後、親父さんが、「何だか最近、車からピーピー音がするんだよなー、壊れたかな?」とか言っていたけど、シカトした。
少しすると、ポンコツのマークⅡは新古車のウィンダムに変わっていて、
「車の中でタバコ吸うなって言ってんだろ!」
「お前が乗ると、車の中の物が右か左に寄ってんだよ!ゆっくり曲れ!」
「後ろのバンパー凹んどるやんけー!」
「車の中、ココナッツの匂いにすんなやボケ!」
と、過保護な親父さんに僕は、更に車に近づかせてもらえなくなったんだな。