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2014/11/21

Thin Lizzy




paz garage



WEIRDO CARTOON TATTOO da Flash By 前田師匠




ここは、摩訶不思議なタトゥー屋の様なバイク屋だよ。

だからって、マヌケ面してタトゥーの相談なんかしに行った日には、

「うちはバイク屋だよ。君は、タトゥーシールで十分だボケ、カス、お死になさい。」

と罵られるかもしれないから、お気をつけてね。








Joe Strummer & The Mescaleros - Midnight Jam


























高倉健が死んだ。僕は高倉健よりも菅原文太の方が好きだし、大して影響も受けた事はない。

しかし、高倉健とは、日本人にとって男の象徴のようなもんだった事は間違いない。

人間とは、深みや、味わいを追求して生きるものなのだと、多くの青年たちが健さんの背中に教わったのであろう。

だが、世の中には高倉健を、只の不器用な奴だとしか思わない輩がいるのである。




あれは、僕がリサイクル屋で働いていた時の事である。

求人広告を見て、40代のおじさんが突如現れた。「田中です。」と自己紹介した後、

小太りで、背の低いおじさんは、キャップを斜めに被り、自分をDJだと名乗った。

DJには大きく別けて、2種類の人種がいる。音楽マニアと、ナンパ野朗である。

当然、ミュージシャンにも、聴く人にもそれは当てはまるのだが、

選ぶ音楽に深みや、味わいが無いので大体分かるものである。ぺらぺらなのだ。



田中は、高円寺の一軒家におじさん4人でルームシェアして住んでいた。

「僕ね、手先が器用なもんで、大体、何でも直せるんですよ。」

田中はそう言って、自分で直してるって言うベスパの125ccで通勤してきたが、

1週間ほどで壊れて、それ以来自転車で通ってきた。



車の運転も下手だった。

トラックを運転している田中に、僕は 「何か趣味はあるんですか?」 と聞いた。

田中は、 「はい、覗きっす。」 と答えた。


面白い事、言ってくれるじゃねーか。


田中は住んでいる家の部屋から近隣の若い女の部屋を双眼鏡で眺め、女が出したゴミを漁って、

その女の人間性を分析する事が趣味であるらしい。

「あのねー、ゴミで大体分かるんですよ。趣味趣向とか、性格とかね。」

と、ドヤ顔で言うのがムカついて、以来、僕は田中に敬語を使わない事にした。



そう言えば、田中は時々、リサイクル屋へ依頼があって、伺った若い女の部屋に入ると、

やたらとソワソワしていた。

ある時、若い女の部屋から、冷蔵庫や洗濯機のほかに、パソコンを引き取ってきた事があった。

田中は、「ぴ、PCは、個人情報の詰まった宝箱みたいなモンですよ!」 と言って彦摩呂みたいに舞い上がり、

社長の斎藤さんに、「このパソコン、1日だけ持って帰っていいですか?」 と聞いていた。



そんな田中がある時、暗い顔をして、

「僕、もー死のうかと思ってるんですよ。」 と言った。

「おー、死んだ方がいいよ。あんたは。」 と僕が笑いながら答えると。

「いや、戸籍上だけね。だって税金払うのなんてバカバカしーですよ、

病院行く時は、誰かの保険証借りればいいんですよ。これぞ自由ってやつですよ。

僕の周りでは何人かもー、やってますよ。」



田中は当然、2ヶ月もしない内にクビになった。

ぺらぺらだが、面白いヤツだったな。

今頃はもー、戸籍上だけ死んでんだろうな。

































10-Q♪


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