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2016/11/16

I think I still love me too!




秋が過ぎ、冬ですね。

今年の夏は、職場に超霊感体質の奴が入社して来たり、

僕の部屋のまえの廊下に大量の塩が、ブチ撒かれていたり、

ゲホ、ゴホと、咳が4か月も止まらなかったり、

どうやら僕の背後霊は、ボーイッシュな婆さんらしくて、

それはパンチパーマだった、母方のばーちゃんかな?って思ったり、

それで10年ぶりに富山県にいる、母方のジーちゃんに会いに行ったら、

僕にファンキーって意味を教えてくれたジーちゃんが、

もう90歳で、足が動かなくなってて、まるでウィリアム・バローズの様に、

つま先を見ながら椅子に座り、

人間が生きる事とは何なのだろう?って事と、ありがとうを繰り返し、思い、

僕は、悲しくて、忙しい振りをして、帰り、

家の近所の魚屋の奥の、サバの味噌煮が美味しい定食屋で思わず10年ぶりくらいに泣がでた。


このままじゃ悲しくて、つまらな過ぎるので、

来年は、もう少し頑張って、創造の年にしたいもんだ。

目標は、ショート映画を一本撮りたいな。




と言う事で、僕が撮った数少ない作品を、お披露目してみようかと思います。

宜しくどうぞ!









「Yes Hayash!」 (2007) 監督 : Tomohiko Hayashi


これは学校に行ってた頃に、授業の課題で造った、自分のコマーシャル。

シャイな僕が頑張って、ジャッキーチェンの様に監督、製作、主演したもの。

実家の近所の多摩墓地でお盆の頃に撮ったんだけど、

この時も霊感体質の奴が、

「うわぁ、なんかあそこの木の下に、めっちゃ霊が行列してます。」とか言ってるのに、

当時、必死だった僕は、他人の墓でやりたい放題していた。

バチが当たっても文句言えません。


映像的には、音楽を入れるべきだったと思います。

ちなみにラストのサザエさんのエンディングみたいなネタは、

炭酸飲料のファンタのCMにインスパイアされています。

夏に飲むファンタってとても美味しいですよね♪









「Respect Video 2007 For Katuhiro Ootomo」 (tetsuo From AKIRA) Dir : Tomohiko Hayashi


これは学校の課題で創ったプロモーションビデオ。

選曲に迷って、最も尊敬する大友克洋さんのAKIRAのサントラから

芸能山城組の曲で、インディアン的な部族の儀式で召喚された神の使いが、

醜い魔物を吐息で溶かしてしまうってストーリー。


実は神の使い役の白い女は同級生の男なんだ。

起用した理由は、イメージに合う女が身近にいなかったからなんだけど、

結果、芸術性が上がった感じで良かったな。


この役の長久くん家が高円寺だったから、

ゲリラ式に行った環八と五日市街道の交差点あたりのラブホテルでは、

ホモのカップルだと思われて、部屋に入ったあとから、追い出されたりして面白かったな。

この長久君は、スゲー優秀な奴で、当時、青山学院に通いながら、

モヒカンヘアーで、スカバンドでラッパ吹いてて、

そいで空いた時間に僕と同じ専門学校に来てて、

卒業後は電通に入社して、働きながら2本の映画を完成させているみたいだ。

彼を見ていると、ほんとに自分はバカで不器用だなって思うが、しょーがないね。

最近、長久君の1本目の映画のDVDをブックオフの500円コーナーで見つけたから買ってやったんだ。



※追伸※ だけど、この長久允君、サンダンスで賞を取りやがった!!

サンダンスは日本人の監督で中々、賞、取れる奴はいない!






やっぱスゲーな、そして三つ編みヘアーかっこいいわ☆

電通でCMやってたみたいだから、カットが細かくて繊細だし、

音楽もやってたからテンポいいわな♪






「そうして私たちはプールに、金魚を、」
ってタイトルで、田舎の女子高生の話だ。



なんだか、僕は老後の趣味へ後回しにして諦めてしまった事だから、

とても、自分の事の様に嬉しい。

専門学校卒業してからは、全然連絡取ってないけどね、


長久くん、いや、長久允監督、本当におめでとうございます⚡







「Love Video 2007 For NOFX」 - Perfect Government Dir : Tomohiko Hayashi

これは課題で作ったMV。

僕のバージン・プロ・ライブのお相手、NOFX。


この撮影をしている時はなんだか超楽しかったな。

それまで、ハードロックとヘビメタと、たまにJ-POPを聞いて育った僕は、

当然、卑屈な感じで、大抵地味な気分だったんだけど、

NOFXは陽気でバカで、ピザとビールでゲップでハローで、

ダルダルのTシャツとハーフパンツと、スニーカーでもクールなんだって教えてくれて、

とにかく行ったことはなかったけど、西海岸の気取らない爽やかさに憧れた。



今見ると、突然プッツンした少年が飛び降り自殺するまでと、

プアーでパンクな男と女がすれ違い別れるってストーリーで、

ネガティブな内容だけど、曲調とは合ってる感じがするからいいかな?

途中のガラス越しに手を合わせるシーンは、当時、スゲーなと思ってた紀里谷監督の、

宇多田ヒカルのファイナルディスタンスだったかな?のMVの真似。


3つとも勢いで作った稚拙な感じは、ちょっと恥ずかしいとこだけど、

自分で作ったもんは、何度見ても面白いんだよね。

多分、僕は、自分の子供ができたら、溺愛するタイプだね。




tomohiko hayashi
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