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2015/05/13

Infinite Hole












Javelin - Airfield







「うん。そっとね、まだ硬いから、ゆっくりほぐすようにね。そう。」

「はぁ、はい。」





「ほら。」

「あー、ぉお。」

「そうだ。ほら。できた。」





彼は典型的なNOと言えない日本人





彼は自分はまだまともだと思っている、普通の変態。






どうやら、肛門という場所は固いようだ。

2年ほど前、僕は高円寺のカフェのような、バーの様な、

所謂、公共の場で、風俗店に電話をしている男の中の男を見た。

男は2つの携帯電話をたくみに操作し、画面をスクロールさせながら、

「ん?チカちゃんは写真通りかわいいの?」

「太ってない?」

「アナルは?AFはOK?」

「ほんとに写真と違わない?違うの来たら追い返すからね。・・・そう?じゃあ・・」

男の向かいには、明らかに動揺して座っているカップルが、男の様子を気まずそうに伺っていた。

男は向かいに座っているカップルに、まるで公園に集う鳩でも眺めるごとく、時々、目をやった。
































高校の同級生で最もプレイボーイだった原君は、卒業を目前にして女100人斬りを達成した。

僕は原君がもっ凄いブスと一緒に歩いているのを何度か見た事があった。

あの、目の前のモノを何でも食べる精神は、最早、目標に向かってストイックに修練するアスリートの様だった。






そんな、原君は十代の終わりの頃、とうとうアナルセックスを経験し、

「いや、もー、ちんこのカリ首にウンコがぎしりついて、大変だったよ!」

と、とても満足そうに語った。






映画イージーライダーでジャックニコルソンは、

アメリカ人は自由を語るのは好きだが、

本当に自由な人を見ると怖くてしかたがないんだ。

と、語った。






僕は原君のせいで、未だにアナルが怖い。

そして、気が付けば、老いも若きにも、良にも、クズにも、僕にも、原君にも、春が平等にやって来た。






少しだけ、変な事をしてもいい春がね。



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