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2023/01/30

Live Tryin'







Sutphin Blvd - Archer Av - JFK Airport

ここはJFK空港からのモノレールの終点で市内への地下鉄に乗り換える駅周辺









Rini - Oceane









Sutphin Blvd - Jamaica Av

この辺りの雰囲気はブロンクスと似てる気がするよ。







貧乏性の僕は日本からNYに到着してからタクシーやウーバーは使わない。

NYはマンハッタンでも未だに路上で偽ブランド品を売る露店があるし、

ナンバーを付けていないバイクがよく走っているし、

空港では日本で言う白タクみたいなのが多くて、

結構強引に「荷物を持つよ!」と近寄って来て、

後部座席に押し込まれて、あれよと言う間にボッタくられたって話を聞く。

大体JFK空港からマンハッタンまでタクシーなら$40~$50が相場だけど、

ボッタくりタクシーだと嘘みたいな鬼の形相で$300くらい請求されるらしい。

しかも、めちゃくちゃ飛ばして走り、渋滞してると路肩もガンガン攻める

東南アジア、南米スタイルの熱い走りを見せてくれるそうだ。

聞いた中で1番酷かった女の子の話では、強引さに断れず

待ち合わせの為にターミナル1からターミナル3まで乗っただけで$200取られたそうだ。


僕なら絶対に払わないな寧ろ$1も払いたくない。

そもそも薄汚いかっこをしてるから誰も寄ってこないんだけどね。

重たいトランクを2つ引きずりながら遠回りの地下鉄に乗って自分のアパートに向う。

モノレールと地下鉄で合わせて$10くらい。

地下鉄はマイナーな駅なら誰かが非常扉を開けてくれて大抵は無料で乗れる。







NYには車椅子の人が結構多いのに、

地下鉄の駅はバリアフリーだったり、なかったり、

複数の路線が交差する大きい駅でもエレベーターやエスカレーターが

途中までしかなかったりする。

なのでトランクを1つ階段の下に置き去りにして、

1つづつファイトーいっぱーつ!と叫びながらトランクを運んだりする。

マジでホームの端から端まで見てもエレベーターもスロープも何も無いんだよ。

足の無い人とか、ヨレヨレの老人にベビーカーを押してる人が結構いるのに、

雑な国なんだよ本当に。

日本だと偽善者みたいな気分になるしあまりしないけど、

アメリカだとそれが普通の雰囲気があるから、

困ってる人を見ると躊躇なく助けれる様になってきたな。

気分も悪くない。







絶妙な手作り感のいい看板だね。







車屋さんのようです。







オートパンダがショップ名なのかな?

かわいい◎







ポップで良いんだけど何て書いてるのかわからない。







El Rinconcito Catracho Grocery

148-01 Jamaica Ave, Queens, NY 11435


この頃はコロナの為、マンハッタンなどは店が殆ど閉まってて

ゴーストタウンみたいだったけど、

ブロンクスやジャマイカの周辺は結構飲食店以外の店も営業していたので

砂漠のオアシスのように思えた。






雑貨屋の様です。






何やら拘りのラインナップに見えてドキドキです。







宗教モノはどこでもよく見かけますが、







インディアンモノは中々見ません◎







独特です。

アメリカにいる間にインディアン自治区にとても行きたい。







MARTHA DOMINADORA

ヒンズー教の様な雰囲気ですがマーサ ドミナドラは

南米アフロ・カリブの神様だそうです。

初めて見た。

欲しい







気持ち悪い象です。







何だか友達に似ていて親近感が湧くジーザスです。







入口は適当な感じなとこがまた良い感じです。







怪しいキャンドルが沢山並んでいます。







宗教とは無関係のトルコのナザールボンジュウと

キリスト教のミックスアイテムなのかな?

不思議です。







レジ横にはビンテージっぽい陶器のおもちゃがあったよ。

ミッキーやキティーちゃんなどオフィシャルグッズでは無いことは確かですね。


治安がよく日本人に人気のクイーンズ地区ですが、

奥地であるジャマイカ地区はなかなか独特な雰囲気でした。

また来たいと思います◎




2023/01/29

Get Rich or







この日はレぺゼンニューヨークセレブの1人

ギャングスタ・ラッパーの50¢先輩の地元にお邪魔しました。

恐る恐る地下鉄の駅から出ると早速、

スイカが惨殺されています。









Super Beagle - Dust a Sound Boy








ニューヨーク

クイーンズ

ジャマイカ地区







179 Street Station







日本の100円ショップに当たる99セントの看板が主流の中

59¢の看板は中々目にしません。

ここにも50¢先輩の影響が感じられますね◎







店中は普通です。







少し歩いているとパトカーがサイレンを鳴らしながら猛スピードで走り抜けて行きました。

ただ走っている人が犯罪者に見えます。







雲もオドロオドロしいです。







ハーレム地区と同じくアフリカン・アメリカンの人達が多いですが、

中東の辺りの文字の看板を出している店も多いです。







閉店したリカーショップも怪しい雰囲気です。

コルト45はアメリカでアフリカ系の人達に人気の発泡酒らしい

由来は別の様ですが拳銃と同じ名前ですね。







ビューティーショップのマネキンもブラックです。







右から2番目の店はアフガニスタン・レストランです。

どんな料理が食べれるのでしょうか??







平屋が多く空が広いです。







右側のトヨタのRAV4の後ろのはどこの国旗でしょうか?

プエルトリコの旗などはよく見かけますが、

この旗は初めて見た。







綺麗な住宅街もありました。

コロナで人通りが少ないとは言え中々のものです。

どうやらここらへんは安全な雰囲気が漂っています◎







ここら辺はJFK空港からのモノレールの終点ジャマイカ駅の隣

EとJラインの終点の駅です。







最初に歩いた179Stの辺りは住宅街でしたが、

ここらは労働者風の人やホームレスの姿が目立ち、

雰囲気がガラリと変わります。







Jamaica Center Parsons/Archer

この頃はコロナがまだ盛り上がっていて治安が悪化していた2020年の頃で

雨の日だったからか駅の周辺は

ドラッグディーラーが沢山います。

それでそのドラックディーラー達の間を

目の血走ったジャンキーのおじさんやおばさんがウロウロしていて

思ってたよりも殺伐としていてビビッてしまった。


写真は撮れませんでしたが、近くのショッピングモールの軒下は

更に多くの少年のドラッグディーラーが雨宿りをしていて、

近くを通る僕に勢いよく数人が群がって

「ウィード、コーク、クリスタル、ブラウンなんでもあるぜ!」

(大麻、コカイン、シャブ、ヘロイン)

と身振り手振りで声をかけて来ました。

良く働くハスラー

50¢氏の意思が確実に受け継がれていました。

凄い。







駅の脇には宝くじの自動販売機もあります。

本当に人と目が合うと高確率で「ドラッグあるよ」か

「小銭をちょうだい」と言われます。







近くにパトカーが停まっていて、中には警官も乗っていますが

ドラックディーラーのおっちゃんなんかは堂々と商売をしていました。

思ってたよりもイケイケな場所だったので引き上げる事にします。







なんとノートリアスビッグと因縁の関係で

東海岸では敬遠されていると思っていた2Pac先輩も

ジャマイカでは認められているんですね。

少し友愛を感じれました。







初の黒人大統領オバマ先輩は当時まだ50代の後半。

噂によると歴代大統領の中では政治の為に結構な人数を暗殺したと言われています。

逆にスキャンダルの噂が多かったトランプさんは殆ど暗殺指令は出さなかったとか、

しかし76才のトランプ、80才のバイデン、

唾を飛ばして拳を握りながら演説する姿のエネルギッシュなイメージって

個人的には驚異的に見えてしまいます。

自分がその年齢であれほど情熱的に何かを成し遂げたいと思えるものなのだろうかと、







デリの近くの軒先で太った黒人の大男が雨宿りをしながらサンドイッチを食べていると

どこからともなくやって来た警官6人に取り囲まれていた。

サンドイッチマンは暫くサンドイッチを食べ続けながら周囲を見渡して、

なんだよ?オレが何をしたんだよ?マジでよ!?

と取り乱してサンドイッチを地面に叩きつけると

そのまま警官達にジワジワと間を詰められて取り押さえられてパトカーに押し込まれた。

その様子を眺めながら地元の子供が親に手を引かれて通り過ぎて行く。

凄い日常だな。


その後、2022年頃に再度この辺の調査に来た時には

警察がちゃんと仕事をしたのか治安は大分落ち着いていました。



つづくよ。




2023/01/18

Under Zen






2021年の元旦

近所のサイプレスヒルズの墓地









Simply Red - Holding Back The Years



高橋幸宏さんが亡くなったそうですね。

あれは僕が小学校6年生の頃、

運動会の近かった学校の校庭で女子たちがマスゲームの練習をしていた。

放課後にまるでレイブイベントの様な爆音で流れていた

YMOのライディーンこそが僕の初めて衝撃を受けた音楽だったな。

それから色んな音楽を聴いてから、改めて聴いても

楽器の演奏には自分の感情を乗せて抑揚を作って演奏する人が多い中、

高橋さんの徹底的に無機質なドラムの演奏法、

1978年に結成されたYMOの楽曲が情報化されていない時代にも関わらず

世界の最先端に達していたこと、

西洋を意識しながら黄色人種であることにも誇りを感じるバンド名、

当時の日本のミュージシャンの中で類を見ないビジュアルと存在感、

まるで宇宙とか未来から来た様な別次元の人達に見えた。

全てがかっこよくて尊敬に値する所業でした。

ご冥福を祈ります。











まだ若くて健康そうな鳩なのに、

生きとし生けるものは死ぬ宿命にあるのですね。













Beth-El Cemetery

ベス エル セメタリー







チャイニーズコーナー













林さんが沢山死んでいます。







呉さん

ゴ。ではなくてウングとは







何って苗字があるんですね。

発音はSay, Ho







趙さん

チョウに割と近いチュー







嬉し恥ずかし2回目のチュー

写真付きでよいですね。

後ろの湯はホンなんだな。







アメリカンコーナー

ペレーズさん

イラク戦争の英霊でしょうか。







お墓にもクリスマスが来ています。







日本にある外人墓地はそのまんまの十字架が並んでて

雷雨の夜にはバタリアンが出て来そうなイメージだけど、

比較的新しい墓はこんなポップなデザインのもあるんですね。

アメリカっぽい。







ガーハーズさん

お金持ちそうですね。







1948年と1976年に亡くなっているようですが状態がよいです。







ウルマンさん

























メイヤーさん







パウエルさんとヘレンさん

なんと、







フリーメイソンコーナー






デリンジャーさん






スケリンさん







アーケンフルさん







ブロウフさんとハーテさん







ウェストラックさん







シッラーさん







アルペリンさん







サムさん



フリーメイソンなど今や秘密結社ではなく

自由、平等、博愛の

ハイソサエティーな人達の社交クラブくらいに思っていましたが、

宗教的な要素もあるのでしょうか?

やはり不思議な組織ですね。







ジューイッシュコーナー

墓石の2枚使いで下のにはメッセージが入っています。







セルスキーさん







バースキーさん







レビーさん







ギンズバーグさん







ボルフォバ?さんとシャディコブさん

ラファエルさん







ムニッズさん



ユダヤ教徒もフリーメイソンと同じレベルで

得体の知れない人達だと思っている。

ブルックリン・ウィリアムズバーグの南側の地区はユダヤ人街で

祝日などに通りかかると

店は殆ど開いていないし、黒いハットに黒いコートと黒いスーツ

伸ばしたもじゃもじゃの髭にクリンクリンのイカしたモミアゲの

ユダヤ教徒の正装の人達だらけで異様である。


2020年の4月にニューヨーク在住のユダヤ教指導者がコロナに感染して死んだ為

近隣の州からも数千人のユダヤ教徒が押し寄せて葬儀が執り行われたが、

あまりの大人数にNY市警と共にNY市長までが出動して解散となった。







スタテューコーナー

ヴェイセンゼーさん

ドイツ系でしょうか?







ランケナウさん







日本の墓石と比べると個性豊かですね。

日本では火葬が法律で定められているように、

イスラム教では火葬する事の方が禁止されているそうです。

インドでは現在でもガンジス川に水葬をしている様ですし、

チベットでは鳥葬があって鷲に食べさせる。

無宗教の人であったなら

「オレが死んだなら、汚ねー海にドラム缶にコンクリート詰めにして沈めてくれ」

とロマンチックな海洋沈骨もありでしょう。

アメリカでは土葬が主流ですが、

死体愛好家や墓場泥棒に掘り起こされて凌辱される事もあるので

現在では火葬をする事も多いそうですよ。


戦争、病気、殺人、事故、獣害、老衰

誰かの本で200万年の人類史において地球上に人間のいる場所で

人の血が染み込んでいない土地は無いと書かれていました。

墓に埋葬される人は幸せです。

他国の墓地見学はそこらの美術館へ行くよりも興味深いものがありました。




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