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2013/10/19

Make Us Smile













My Bucket's Got A Hole In It - Tim Timebomb and Friends










少し前、ラジオで聴いた話なんだけど、

インタビュアーが、ある時、来日したラモーンズの誰かに

「パンクとはなんですか?」

と質問したそーだ。あるラモーンさんは答えた。



「オレはタワーマンションの47階に住んでいるんだけど、

パンクってのはエレベーターを使わない事だよ。」



インタビュアーは感心し、ラモーンは頷いた。

取材を終えたラモーンは、その部屋のあった2階からエレベーターで帰っていったそーだ。



目から鱗ですね、そーかもしれませんね、パンクとは?ロックってのはさ!?

なんて難しい顔して考え出したら、きっと終わりなんでやんす。



















2013/09/20

Initial T













相対性理論 - シンデレラ


わたしのマシンはボン、ボン、ボンネビル

火を噴く2ストロークのエンジンが

闇を切り裂いて吼える~♪



僕のは4ストロークだけどね!


























お買い物、おキッス、おセックス、

初体験が必ずしも、甘酸っぱいって訳ではないけれど、

僕は初めての手術に、少し胸がトキめいていた。

なんたって、心臓や脳ってんじゃなくて、

手にチタン製のプレートを埋め込む、改造人間手術だからね。



僕が入院したのは、1番安い5人部屋である。

隣のじいさんは、看護師が来る度に、 「お腹にガスがぁ~」 と訴える。

腹痛のヤツは、看護師が来る度に、 「今日のご飯のメニューは何ですか?」 と聞く。

学生は、看護師が来る度に、 「いつ、退院できますか?サークルの集まりがぁ~」 と問う。

もう一人は、看護師が来る度に、何もしゃべらない。


僕は全身改造人間が、食、睡、性の三欲と、どの様に向き合っているのだろーか?

とか妄想しながら、午後19時、

手術前の最後の晩餐を、薄暗いベットの上で詰め込み食いした。































2013/06/21

Run & Dead










lagwagon - bye for now

ラグワゴンはインディーの頃出したCDがミリオン売れたんだよ。 ゴイすー♪





























不思議な事だけど、 「生理的に受け付けない」 って理由で、苦手な人がいたりするでしょ?

僕は小学生の低学年の頃から、佐藤浩市が嫌いだった。 親父の三國連太郎は問題ねー。

勿論、浩市とは面識がないので、テレビ画面を通して、一方的に 「無理無理。」 と言ってた訳なんだけど、


ある時、小学校で 「似てる!似てない?ブーム」 が巻き起こって、クラスメートの一人が僕に

「林はあれだ、佐藤浩市に似てるな!」 「似てる!似てる!」 ってな出来事があった。



以来、竹中直人とか、なぎら健壱、首都高から落ちた料理人のケンタロウ、台湾のラッパー(見た目:普通のおっさん)、

髭とか、タワシとか、ルンペンとか、アラブ人とか、兎に角、ロクな事を言われた事が無い。



だから、僕はすっかり心がヤサグレて、芸能人なんかみんな豆腐の角に頭をブツけて死ね!と思うようになった。



近所には 「浜福」 って中華屋があって、

僕はそこのナスの旨煮辛子ソバって、ラーメンの上にマーボーナスがのってるメニューが好きで時々通ってた。

何度か友達を連れてったけど、みんな微妙な顔をしていたから、そんなに美味しくなかったのかもしれない。

子供の頃から通ってるけど、そこのオヤジとは1度も話した事はなかった。



あの時、僕が20代も半ばの頃、確か数年ぶりに実家に帰った時で、故郷の味を求めて 「浜福」 へ行ったんだと思う。

いつもの様に 「ナスの旨煮辛子ソバ」 を注文して、14型の小さくて汚いテレビを眺めていたら、

なんと厨房からオヤジが話しかけてきやがった。

「あの、イチローに似てますね。野球の、イチロー。」

「・・・・・・・へー、そーですか。」

僕は、それ以外の言葉が見つからなかったので、僕と浜福のオヤジは数秒間、見詰め合った後、

オヤジは目を下ろして料理を続け、僕はしょーもないテレビに向き直った。



長い事、自分を蔑んで生きていると、例えば突然、褒められたりした時、どんな顔をして良いのか分からない。

僕はスポーツはmotoGPしか見ないから、イチローの凄さはまったく知らないんだけど、

いつだかNHKのトップランナだかで、彼が 「僕が凄いのは当たり前なんですよ。何故なら僕は人の倍、練習してますから。」

って、面倒臭そーに言ってるのを見て好感を持っていた。

その夜、風呂場の鏡に向かって僕は、そのセリフを、うろ覚えのイチローのモノ真似で練習した。



「僕が、凄いのは、当たり前なんですよッ!」・・・

「僕が、凄いのは、当たり前なんですよッ!」・・・・・



数年前、久しぶりに浜福へ足を運んでみると、店はいつの間にか、おっ潰れてサラ地になっていた。

「浜福のオヤジよ、いい思い出をセーンクス☆」






















2013/05/27

Little Miss Ballerina








北烏山のリトル スワン♪








Goodbye Harry - Picking Teams































僕の住んでるとこは、郊外の閑静な住宅街なのです。

だから、夜中にバイクのエンジンをかけるなんて事は、

図書館の中で、突然、エグザエルを歌って踊りだす程のハレンチな行為な訳です。



遂先日の、夜も12時を少し回った頃の事、

外で、「キャー!」 と女の悲鳴がして、何だか声がして、

「何や!?何や!?」 と、僕が2階の窓をガラっと開けてみると、

若い女と、若い男が、それぞれ逆方向へ全力で走り去って行った。

その走る姿が、何とも必死な全力疾走なのである。



果たして、あの痴漢は、何らかの満足を得られたのだろうか?

と、不思議な気分になっちゃうよね。





































でた、アクアライン!





2013/04/16

2-B Bomb











The Strokes - Tap Out

ストロークスはイギリスのバンドかと思ってたら、アメリカのバンドだった。
だからどーって事は無いんだけど、不思議と何だか嬉しいんだよね!


































実は、僕の父親もアホのフリが得意である。


ある時は 「ァアー!ァアー!・・ァアー!」 と、

居間で1人でカラスの鳴き真似をしているし、


ある時は 「シタシタシタシタシタシタシタシタシタ・・」 と、

口走りながら、廊下を忍者気分で通り過ぎてゆく。



僕の父親は、そら豆に似た男である。

遊ぶ金が欲しい少年がそこに居たならば、10中8,9は的にされると思う。

気の弱そうな、小さな男で、勤勉にサラリーマンを勤め上げ、

定年退職した後も毎日、同じ時間に起きて髭を剃り、

酒は飲まず、同じ時間に風呂に入って、同じ時間に寝る。



そんな姿だけを見ていると、ウソの様な話なんだけど、

子供の頃は、ニービー弾と言う、今で言うバクチクと様なモノをカエルの口に突っ込んで破裂させたり、

かわいいスズメを罠で狩って、羽をむしり、料理してみたり、

庭の水溜りで見つけたボウフラを水槽に網を張って保護し、孵化させた蚊をペットとして飼育し、

時々、自分の腕を水槽に入れて血を吸わせていたそうだ。

当時、近所の人々は父親少年を 「お変ちゃん」 と言うあだ名で呼び、彼は人々を憎んでいた。


しかし、残念ながら、そこには映画の様に陰惨な事件は起こらなかったのである。




あれは確か、15年ほど前の事だったと思う。

僕が居るの知らなかったのだろう。

「・・ぇえ?・る、留守番電話にぃ?・・ぁや、ぜーんぜん気が付きませんでしたよ!」

と、父親は居間の壁に向かって何度も同じ事を発していた。

それは、前日、連休なのにかかって来た仕事の電話を無視した父親が、

同僚に謝る練習をしていたのであった。



それを見た僕は、自己の遺伝子の器を悟り、

アホのフリを身に付ける必要を感じた訳なんだよ。


























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