mag

mag

2022/11/25

TOM from Hunts Point






Tom

誰なのでしょうか?









Nicole Henry - I Didn't Know What Time It Was

(feat. Pete Wallace, Eric England, David ...









このトンネルを越えると、







そこは







Hunts Point

South Bronx

ハンツポイント

サウスブロンクス

ハンツポイントは1900年頃にはNYの憩いの場として、

別荘が立ち並び、ティファニー家の別宅もある高級住宅地であったそうです。

その後、第一次世界大戦の混乱時に、色々なエリアからアクセス出来る立地の為に

物流の拠点となり鉄道が引かれ、それに乗じて市場や工場などが立ち、

20世紀になると、そこで働く労働者階級の人が多く移住して来ました。

現在ではアフリカン系は少なく、プエルトリコ系の低所得者が多く

NYでは治安が悪いとされています。







2020年4月、コロナが始まって人気がありません。

駅前から生気が感じられません。

当時住んでいたウエストハーレムからは自転車で行けます。







曇りのち雨の天気も相まって、どんよりしていますね。







駅前は結構拓けた感じです。

コロナでなければどんなでしょうかね?







お、第一ジャンキーのおじさんです。

うきーうきーと叫びながらミュージカル俳優の様なステップで歩いていました。







外に出ている人達も全く生気がありません。

このエリアの人口は8千人ほどで、60%が家賃を払えないそうです。

幽霊と見分けが付かないレベルですね。







工場の立ち並ぶ方へ向かいます。

早速コンボイがお出迎えしてくれます。

ここらは市場などへアメリカ中から長距離トラックが来ます。

その為、修理工場やタイヤ屋が多く、

夕方からは不良トラックドライバーのお小遣いを狙って

プエルトリコのプッシーキャット業の立ちんぼ売春エリアになるそうですよ。







東京で言うと築地のような場所ですが、

全然雰囲気が違います。







一体何を作っているのでしょうか?

なんとなくサティアンって雰囲気に見えますね。







コンボイが沢山来ますので、道路はとても広いです。







一体何の商売をしているのか分からないです。

怪しいです。







ムックがいっぱいいるみたいですね。

産業廃棄物が適当に扱われています。







車やドアミラー地獄です。

最早需要を越えた供給ですね、アメリカ人は荒いので、

何でもすぐに壊して、ガムテープで直します。







車のライトとガラス専門店でしょうか?

かっこいい店ですね。







ご飯屋さんです。

カラーリングがプエルトリコなのでしょうか、

南米っぽい感じです。







お洒落なビートルですね。

フロントのフレームの補強の雑さがヤバいです。







DELIのようですが、

鉄格子越しに2階の窓まで割られています。

借金の取り立てなのか、何か執念のようなものを感じます。

ゾンビに襲われたと言っても過言ではないでしょう。







金属屋さんです。

爽やかなカラーリングですね。







平屋が多いですね、土地が贅沢に使われています。







NASAみたいなのもあります。

空も広く見えます。







オフロードもあります。







車のガラス屋Bronx

しっかり整理整頓されています。

シャブ中の人が経営しているんでしょうね。







変な木です。







エモいコンテナです。







珍しい天気です。

狐の嫁入りですね。

この天気雨を狐の嫁入りと呼ぶのは幾つかの外国でも同じで、

ヨーロッパや南米、インドや韓国でも言われるそうだ。

詳しくは韓国ではオスの虎と狐の結婚式

その他にも似た表現でジンバブエでは猿の結婚式

ギリシャではゴリラの結婚式

アラビア圏ではネズミの結婚式

ハンガリーではジプシーの結婚式

もはやジプシーは妖精のような扱いです

プエルトリコでは天使の結婚式

イタリアでは猫の交尾

オーストラリアでは猿の誕生日

ロシアではきのこ雨

ハワイでは幽霊雨

タイではどこかで誰か人間が死んだ

ドイツでは悪魔が市場を開いている

アメリカでは悪魔がお前の嫁にキスをする







一般的に電線にスニーカーが掛かっているのは

違法薬物の手渡しポイントの目印です。







ハンツポイントでは各路地で見られます。







スニーカーが2つかかっているとこで待っててね







奥に進むとスニーカーを数が増えて行きます。

ここら辺に来ると尋常ではありません。







ここも凄いです。

一体幾つ靴があるのか、

そして全く密売感はありません。

めちゃくちゃ目立っています。



その2に続きますよ。

2022/11/16

Sister Lead someone by Hands, Brother Pulling Legs







Harlem NewYork









Mega Ran & Noveliss - Memory Card









毎週末は駅前の空き地の隙間に露店がオープンする。

因みにこのダッチワイフは幾らなんだと聞いたら

「ひゅーひゅー」と懐かしいリアクションでおばちゃんにひやかされながら、

この子は私の娘だから譲れないよと断られた。

娘を全裸で店番させるところが野蛮だよな、

酷い光景だぞ。







果たしてアメリカでは露店をするのに許可はいるのでしょうか?







売っている物の半分位はゴミに見えなくもない、

フリーマーケットと呼べなくはない。







店番は居ない事も多い。みんな飽きてどこかで油を売っているのでしょうね。







駅前から遠ざかるにつれて品揃えのクオリティーは落ちて行きます。







欲しいものはなかなか見当たりません。

護身用に木製の子供用野球のバットを$3で買いました。







商品を地面に直置きの露店も少なくありません。

靴を片足だけ売っているなんて、

日本であれば違法な薬物や裏DVDの販売スタイルを連想してしまいますが、

ここらの人達は本気です。

本気で靴を片方売ろうと思っているのです。

しかし、チキンの骨を隙間に置いても違和感のないほどゴミにしか見えませんが、

大抵の商品は$1~$2くらいなので、結構売れるのです。

2022現在でも、アメリカでは半年で壊れる電化製品が沢山売られているよ。







商売を舐めているとしか思えませんね。

土曜日の閉店後は日曜日までこのまま放置されています。

売っている奴さえ商品に価値を感じていません。

それでもアメリカには買い手が現れる気がします。

アメリカンドリームってやつですね。







夕方頃になると中央分離帯で人が叫びだします。







ジャンキーが体中から溢れ出しそうな気持ち良さに身悶えしながら

うわー、うわーと叫ぶのです。






夜の帳がおりるとハーレムの街は少し賑わってきます。







酒屋に入店拒否されたおじさんが怒って物を投げています。

マブダチがそれを見守ります。

果たして酒は手に入るのでしょうか?







夜中のデリの前にはだいたい物思いにふけるブラザーがいます。







アダルトショップの経営はインド人が多い気がする。

性教育の無い国のやつらだからこその選択なのかね?

スモークショップとアダルトショップはミックスされている場合も多いよ。







階段の途中で固まるブラザー

こいつなんか綺麗な服を着ているから家があると思うんだけど、

ヘロインを家まで我慢出来ないのかな、

駅の隅で注射を打って、電車のホームに向かう途中にナイスドリームの中へ、

我慢出来ないのである。







住んでたアパートの斜め向かいにはいつもドラッグのプッシャーがいた。

時々道をまたいで床屋の中を出入りしていたり、

建物の陰で金を数えたりしていた。

窓から眺めていると、近所の人達が金を手渡すと

もう一人がパケを包んで置き、

客が拾っていく様子がよく見えた。

内定捜査が簡単に出来るように思えたが、

「何を売ってるの?」と聞くと、

「お前は見た事ない奴だから売らないよ」

と言われる。







あ、まさか、







どこでも$1~$2売っているのこキャンドルはお香みたいな物だと思ってたら、

仏壇用の線香みたいな物だったのか、知らずにお洒落アイテムとして使っていたよね。







そして朝一になると、盲目の振りをして道路に立ち、

止まった車を辻斬り強盗するツワモノが営業を開始します。






野良猫は万国共通でしょうか、

NYでも20年程前までは今よりもネズミやゴキブリがもっと多かったので

レストランやデリなどでも飲食物を扱う店では害虫除けに猫を飼う店が多かったそうだよ。






なんて車か分からないけどかっこいい






サイドミラー左側だけとは、潔いですね。








一度だけ真夜中に実際に落書きしている現場をみたな、







これまで数々の落書きされたバンをみたけど、

どうやらフロントガラスには描かないのがルールみたいだよ?







この消火栓から水を出すのはNY文化だと思ってたんだけど、

例えばハーレムより南のマンハッタンなど、

地域によっては全く見られない。







住んでいたアパートの前は夏の間、

毎日朝10時には誰かがデカいスパナを持って来て消火栓を開ける。







アパートの前が川になる。






歩く人も裸足だったりする。







車の冷却と洗車にも便利なのです。







消火栓の開度によって出力は変わります。

時々、遊園地のアトラクションかと思える位に

前が見えない道もあります。







これはじじーのしょんべんみたいですね。







朝からジャバジャバ聞こえるので、

この音だけでも涼しいのです。







当然レストランのテーブルも置いてみます。







本当に毎日です。

警察も素通りします。







みんな手を洗ったり、

果物を冷やしたりします。







この頃、iPhoneのバージョンを更新したら

カメラのシャッター音とシャッターのタイミングがズレたんだよな、







そして夜の10時頃になると誰かが消火栓を締める。

場所によっては深夜でもジャンジャン垂れ流されているのを見たけど、

あれは誰かが締め忘れてるんだろうな、

開け閉めには結構デカいレンチが必要だから誰でも開けられる訳ではないのです。

ハーレムではよく見たこの光景はブルックリンに引っ越して以来

あまり見る機会が無くなった。






ここらの人は雨が突然降ると、

ゴミ捨て場のゴミ袋を即席でレインコートにします。

本当にその方法は雨に濡れるよりもマシなんですか?







雨が降っても近所のプッシャーは段ボールを被って客を待ちます。

大変な仕事ですね。







そして夜まで降る雨の中、段ボールを被った若者は

物思いにフケるのです。



3ベッドルームも必要無いのでアパートは解約してしまいましたが、

ハーレムの独特な雰囲気と程よい刺激でその後に住む

ブルックリンのリッジウッドも含めこれまで住んだどこよりも良い場所だった。

日本に戻る為に2ヵ月間程部屋を空けていた。

近所には暇そうにして1日中歩道にいるヤツも多かったし、

ずっと電気がついていなければ留守だと気が付く。

アパートは2階で、非常階段を登れば簡単に窓を割って侵入出来る。

帰国中は、きっと泥棒が入っていると諦めていたら、

全く大丈夫だった。

不法侵入してくるのはゴキブリだけだ。

近所を歩くのも、メインストリート沿いには24hのコンビニもあるし、

裏通りを歩いてても、男なら問題ないと思う。

夜中は、暗闇から突然ホームレスのおっちゃんに

「小銭おくれ!」

と声を掛けられるとびっくりするくらいです。


コロナの間は閉鎖された学校などで無料で食べ物が毎日配られた。

シリアルやチーズだけのサンドイッチとか、

リンゴや牛乳、ピザトースト、ベーグル、

僕が通っているとこは何食分でも持って行っても大丈夫だった。

2020年の時点では結構安全なのである。




Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...