Ugh! Seven Doors Tattoo
Mac Miller - Dang! feat. Anderson .Paak
せっかくイギリスに行くなら、インスタでたまたま見てたセブン・ドアズ・タトゥーに行ってみたかったんだ。
行く前に、お店の最寄りの駅をググったら、リバプールストリート・ステーションだったもんだから、
ビートルズの聖地の方のリバプールだと思って、
ロンドンとリバプールは、東京と名古屋くらい離れてるから、
どうやって行こうかな?なんて悩んでたらロンドンだった。
リバプールってのはアレだね、銀座みたいなアレなのかね?
コンベンションでセブンドアズのブースに行ったけど、1番興味深々だったTEIDEって人はいなかった。
→インスタ←
初期のカット系のタトゥーでファンになって、
それからスタイルはドットからコーマ、そして宇宙って感じなのである。
すげー。
→ショップ←
コンベンションの会場からそんなに遠くなさそうだったので、帰りにその足でお店に行ってみたら開いていて、
ちょっと見てっていい?なんて言ったら、居たのよTEIDEはん。
どっから来たの?言うから、東京からだよ、なんて答えたら、
めっちゃ遠くから来たやん、日本から来る奴なかなかおらんで。と嬉しそうにするもんだから
でも、どうせ予約は空いとらんねやろ?って聞いたら、
ええで◎予約は空いとらんけど、明日の営業終わりにちょちょいならやったるでー、
と言ってくれたんだ。
うわ、めっちゃ嬉しいわー、って言って、ドミトリーに戻って、
一生懸命ネタ考えて、
曇りのロンドンっぽい傘とティーカップのモチーフで
お土産デザインを描いて持ってったんだ。
Mr.TEIDE
したら、あいつ、ダメだ。言いよって、
これはオレのスタイルじゃねー、ダメだ。言いやがる。
え?そうなん?
じゃあ、まぁ、
なんか、、ロンドンっぽい感じで頼むわ。
ダメだ。俺、スペイン人だから。
奴はそう言ったんだ。
気が付けばBGMもスパニッシュカントリーミュージックな訳だ。
そいで、俺はスネークが好きだって言うから、
なんか面白いエピソードがあんだろうと思って、何で?って聞いたら、
理由はない。って言ってにっこり笑うから、
・・・じゃあ、まぁ、何でもいいよ。と言って任せた。
やはり本物のアーティストに常識は通じないものである。
僕はくだらない事を言ってしまったな、と思って後悔し、
タトゥーの最中に1回、屁をこいて、ごめんと謝った。
斯くして僕の左足には、何の思い入れも無いのに2匹めのヘビが完成した。
いや、まったく蛇に何の思い入れも無いのだが、
ヘビが大好きみたいな感じだ。
帰りに奴は、お前にいいお土産がある。
と言って、カタカナで「テイデ」と正面に書いてある、
キワキワなTシャツをくれた。
ありがとう。
なんか、とてもヨーロッパっぽい思い出が出来ました。