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2022/07/21

High Time in Snow Country






2019年の11月25日

最後の思い出にとXL230をドナドナする前に

山と海とサーキットをフルコースで楽しんでいる途中で、

大コケして両肘をの骨が欠けて

左腕にギプスをしたままに、

オラはニューヨークさやって来ただ。









UA - お茶

摘み立ての新茶は60度のお湯で飲むのがベストだべ◎









はるばる中国で乗り継いで22時間、

興奮して裁判モノを中心に映画を11本観たが殆ど覚えていない。







空港に着いた時の機械と言うか、

金属なのかプラスチックのような匂い

まさか自分がアメリカに住む事になるとはな、

しかも僕の働いている会社はベンチャー企業なので

VISAはFの学生ビザである。


思えば僕は20代の頃は海外生活に憧れて、

しかしアメリカ留学と言えば大学へ行くしかないと思っていたし、

ワーキングホリデーのあるカナダやオーストラリアには

あまり興味が湧かなかったのですっかり諦めていた。

アメリカには語学学校に通うだけの語学留学と言うのがあって、

まさか40代になってから学生になれるとも思っていなかった。

アイム ソー エキサイテッド。


学生の本分は勉強ですか?







着いてから1週間ほどはハーレムの103st辺りのゲストハウスの様な所に滞在した。

1週間後からは仕事だった。

イギリスのイメージと同じくらい飯は不味い。

僕は1箱$20もするニューポートを吸いながら、

半分吸って咳こんだ。







明日から仕事の最後の日、

僕は朝早く起きてレンタカー屋にいた。

Can I rent a car?

Sure!

その後のやり取りは半分以上分からなかったが

その日、インシュランスが保険を意味する言葉だと知った。

アイ ドン ニード インシュランス

僕はそう言って断った。







ニューヨークと言えば都会のイメージだが、街は東京よりも小さい。

マンハッタンから車で45分も走れば郊外だ。

緯度は青森と同じ。

田舎だっぺ。


雨はお昼過ぎに雪へと変わった。







単調な道をひたすら走った。







東京から名古屋くらいの距離に達した頃に

目的地に着いた。








WELLNESS

Great Barrington

Massachusetts


まるで洋服屋のような店構えである。







気が付いたら、僕はマサチューセッツの大麻販売店に来ていた。

ハーフオンス、約14gで$250くらいだったかな?

マサチューセッツのセールス税に

グレートバリントンの?地方セールス税なのかな?

更に大麻税があってトータルTAXが20%程で$50取られる。

TACやらTHCなどが%数値で確認出来て選べる。

店のカウンターの大学生みたいな女の子のお勧めのTHC25%のサティバを買った。







その頃のNYはいたる街角から大麻の臭いがしていたけど、

まだ違法だったので、帰り道は

エディブルのグミを食べながら

麻薬を密輸している運び屋のようなドキドキと手に汗を握り、

勘繰りながら、目蓋にダンベルが乗ってる程の眠気と、

吹雪ながら深まる雪道を安全運転で走った。

ハイウェイだったけどずっと60Km/hくらいしか出せなかった。

8時を過ぎる頃には空は真っ暗で雪がとても白かった。

とてもとてもね



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