2019年の11月25日
最後の思い出にとXL230をドナドナする前に
山と海とサーキットをフルコースで楽しんでいる途中で、
大コケして両肘をの骨が欠けて
左腕にギプスをしたままに、
オラはニューヨークさやって来ただ。
UA - お茶
摘み立ての新茶は60度のお湯で飲むのがベストだべ◎
はるばる中国で乗り継いで22時間、
興奮して裁判モノを中心に映画を11本観たが殆ど覚えていない。
空港に着いた時の機械と言うか、
金属なのかプラスチックのような匂い
まさか自分がアメリカに住む事になるとはな、
しかも僕の働いている会社はベンチャー企業なので
VISAはFの学生ビザである。
思えば僕は20代の頃は海外生活に憧れて、
しかしアメリカ留学と言えば大学へ行くしかないと思っていたし、
ワーキングホリデーのあるカナダやオーストラリアには
あまり興味が湧かなかったのですっかり諦めていた。
アメリカには語学学校に通うだけの語学留学と言うのがあって、
まさか40代になってから学生になれるとも思っていなかった。
アイム ソー エキサイテッド。
学生の本分は勉強ですか?
着いてから1週間ほどはハーレムの103st辺りのゲストハウスの様な所に滞在した。
1週間後からは仕事だった。
イギリスのイメージと同じくらい飯は不味い。
僕は1箱$20もするニューポートを吸いながら、
半分吸って咳こんだ。
明日から仕事の最後の日、
僕は朝早く起きてレンタカー屋にいた。
Can I rent a car?
Sure!
その後のやり取りは半分以上分からなかったが
その日、インシュランスが保険を意味する言葉だと知った。
アイ ドン ニード インシュランス
僕はそう言って断った。
ニューヨークと言えば都会のイメージだが、街は東京よりも小さい。
マンハッタンから車で45分も走れば郊外だ。
緯度は青森と同じ。
田舎だっぺ。
雨はお昼過ぎに雪へと変わった。
単調な道をひたすら走った。
東京から名古屋くらいの距離に達した頃に
目的地に着いた。
WELLNESS
Great Barrington
Massachusetts
まるで洋服屋のような店構えである。
気が付いたら、僕はマサチューセッツの大麻販売店に来ていた。
ハーフオンス、約14gで$250くらいだったかな?
マサチューセッツのセールス税に
グレートバリントンの?地方セールス税なのかな?
更に大麻税があってトータルTAXが20%程で$50取られる。
TACやらTHCなどが%数値で確認出来て選べる。
店のカウンターの大学生みたいな女の子のお勧めのTHC25%のサティバを買った。
その頃のNYはいたる街角から大麻の臭いがしていたけど、
まだ違法だったので、帰り道は
エディブルのグミを食べながら
麻薬を密輸している運び屋のようなドキドキと手に汗を握り、
勘繰りながら、目蓋にダンベルが乗ってる程の眠気と、
吹雪ながら深まる雪道を安全運転で走った。
ハイウェイだったけどずっと60Km/hくらいしか出せなかった。
8時を過ぎる頃には空は真っ暗で雪がとても白かった。
とてもとてもね