すっかり明けましたね、おめでとうございます。
新春と言えば、特別ですから、90年代映画祭です。
「パンプ アップ ザ ボリューム」 1991年 監督:アラン・モイル
まずは、洋服屋さんへお勧めのこちら、主演はクリスチャン・スレーターなんだけど、非常にダサいです。
退屈な日々を送る田舎の高校生が、夜中に海賊電波でラジオ放送をする話なんだけど、
「オタクな人が描く不良」 の感じを楽しめれば、大丈夫だと思います。
邦題も 「今夜はトーク・ハード」 ほら、いいでしょ?
「トゥルー ロマンス」 1993年 監督:トニー・スコット
同じく、クリスチャン・スレーターが主演で、
赤いジャケットに、ミリタリーコート、
90年代の派手なファッションが楽しめますね。
ヒロイン役のパトリシア・アークエットもピチピチでかわいいです。
「ナチュラル ボーン キラーズ」 1994年 監督:オリバー・ストーン
出ましたね、スキンヘッドに丸サングラス。
この映画は、高校生の頃、昼間の人の少ない映画館で観たんだけど、
あまりに刺激的で股間がジュンジュンしたな。
劇中のジュリエット・ルイスがオープンカーを運転しながら、
タバコを吸うシーンがある。マリファナを吸うみたいに思いっきり吸って、
3回に分けて煙を吐くのがスゲーかっこよくて、
「ソフトケースの赤いマルボロ買って、ぜってー真似しよー。」 と思っていたら、
端っこの席で、1人で来ていた近所の女子高の制服の女が、上映中の館内で 「シュボ」 っとタバコに火を付けた。
僕はそれを見て、言い様の無い敗北感を感じたんだな。
因みに、「ナチュラルボーンキラーズ」の日本語 吹き替え版はヤバい。
「あたいはね、てやんでー、ばっきゃろー」
みたいな感じで、声優の雨蘭咲木子と言う人が、
間抜けな声で見事なほどに映画を台無しにするよ。
でも、心の準備をしてから観ると面白いよ。
「パルプ フィクション」 1994年 監督:クエンティン・タランティーノ
この映画は、これぞアメリカって感じがして素晴らしいですね。
時間軸を順不同にしたり、独特な宗教観を出したりと、
撮影や編集の技術だけでなく、ストーリーも完成された作品で完璧です。
この左側の、ジョン・トラボルタの着てるサンタクルーズ大学のTシャツを、
友達からアメリカ土産で貰った事があるんだけど、マニアック過ぎて1度も外で着る機会が無かったな。
「フロム ダスク ティル ドーン」 1996年 監督:ロバート・ロドリゲス
脚本はタランティーノ、前半はバイオレンスで、後半はホラーと、前後が突然、ガラリと変わる演出がハイセンスです。
ジョージ・クルーニーに引けを取らず、タランティーノが役者として上手なトコにも驚きです。
監督、脚本、主演、製作、の全てを自分で出来る人なんて、ジャッキー・チェンくらいですからね。
荒野の、トラック野朗が集まる酒場の店名 「ティティ ツイスター」 が
「おっぱいクルクル」 と翻訳されていたのが印象的です。
しかし、
「アタシの心臓はアタシが守る!」 「返り討ちにしてやるぜ!」
のキャッチコピーで全て台無しです。
「ターミネーター2」 1991年 監督:ジェームス・キャメロン
80~90年代は、何故だかアーノルド・シュワルズネッガーが人気でしたね。
不思議ですね。しかし、ターミネーター役はハマっていました。
シュワちゃんが乗ってもハーレーはハーレーに見えるトコが、ハーレーの凄いトコですね。
横にいる、ウルフカットのお友達もコテコテな感じで良かったです。
ウルフカットの友達はガンズTシャツにデニムベスト
ジョンコナー少年はパブリックエネミーのTシャツにミリタリージャケット
主題歌をやっていたガンズ&ローゼズも、絶頂期でしたね。
この頃は7、8人いたメンバーも、今ではアクセル・ローズ1人きりだよ。
そー。当時、中学生の僕は、エドワード・ファーロングにシビれた訳です。
走り方はどん臭い感じだったけどね。
劇中、エドワードが、迫り来るシュワルズネッガーから逃げる為、
ゲームセンターから飛び出し、125ccのオフロードバイクに跨り、
キックを数回しますが、エンジンがかかりません。エドはたまらずシャウトします。
「カマンっ!カマンっ!」
これ、これ、
僕は、バイクをキックスタートさせる時、心の中でいつも真似してるんでおます。
「カマンっ!カマンっ!」
今でもね。
そのうち
つづく
よ