ここはNYで一番最初に借りた部屋
Sophie Ellis-Bextor - Murder On The Dancefloor
こう言うの感じ曲、アメリカっぽくて好きだな。
内容は違えどボブマーリーのワンラブの様な歌詞のシンプルさとインパクトがあって
銃弾で耳から流血した直後にガッツポーズをして
カリスマ的な強運をみせたトランプさんのような完璧さだよね。
日本でもアメリカでも昨今の若者は音楽を聴く人口が減っているそうだ。
音楽も映画も5分や2時間で効くドラッグみたいなもんだから、
多様性の社会において酒をあえて飲まない世代に興味を持たれないのは
当然の事かもしれない。
しかし、結局はSNSもギャンブルみたいなもんだし、
食事だって化学調味料、ジャンクフードや砂糖も、
温泉やサウナだってドラッグと同じで、
エロ動画を見続ければ鬱病になって廃人になる。
結局は物事ではなくて、アーティストや料理人や学者や
重要なのは物事を作れる人なんだと思う。
その中でも僕は平和な世界において
完璧な瞬間を演出できるミュージシャンが1番かっこいいと思っているんだ。
NYの不動産の動きは世界一速いと不動産屋に捲し立てられて
職場に近くて安いからと言われるままに契約してしまった。
1LDKのスタジオアパート
ぎりぎり高級住宅街のアッパーイースト
$1950、当時のレートだと25万円くらい
自分史上最も高い家賃の部屋だったな。
悪くない部屋だったけど、
アッパーイーストの辺りは変な人が少なくて
つまらない顔した人が多い。
スーパーもデリも割高で、ランドリーは小さいマシンで$6、他の地域の倍だった。
唯一面白そうだったのはコメディーストリップ劇場くらいだ。
僕が住むには場違いもいいとこだ。
アッパーイーストから北へ少し上がれば指折りに治安の悪いイーストハーレム
イーストハーレムの辺りは夜中にイケイケの少年たちが小銭をくれと集って来るよ
この数ブロックで空気が変わる感じが面白い。
マンハッタンと
クイーンズの間に
ルーズベルトアイランドってとこがある。
第1村人である
鞍馬天狗の末裔が住んでいる
Smallpox Memorial Hospital
かつての1854年に建てられた病院の廃墟がある
いや、病院の廃墟とFRANKLIN DELANO ROOSEVELTの首塚しかない。
NYで最もつまらない場所だと言える。
ルーズベルトアイランドには決して行ってはならない。
コロナのドサクサに揉まれて
アッパーイーストの部屋は2か月で引っ越しをすることになった。
次の住んだのはイースト側よりも治安の良いウエストハーレム
夜逃げの様な引っ越しだった
3ベッドルームで$2400だった
元々社員寮として借りてた部屋で
この部屋だけ解約が出来なかったので仕方なく住んだ部屋だったが、
NYで住んだ中ではウエストハーレムが1番好きだった。
小銭があれば何となく生きていけそうな雰囲気があった。
近所の学校や教会では不味いサンドイッチとリンゴと牛乳も貰えたしね。
NYで美味しいものを食べるには大金が必要だから自炊は必須になった
日本であまり感じなかったけど、自炊すると食費が安くなる。
ここはアストリアの社員寮アパートの地下
猟奇的な殺人が起こりそうな雰囲気でよかった。
アストリアは日本人が多く住む場所で家賃も高かった3BRで$2900
NYで一番ゴミの分別に厳しかったユダヤ系の爺さんが大家で
最初はアジア人を見下しているのかと思ったけど、
もしかしたら第二次世界大戦で兄弟や親を亡くしていたのかもしれないよな
そんな感じのどうしても許されない心の壁みたいなのを感じた。
借りたての部屋のリビングの床は真っ黒で真ん中にガムがこびり付いていた。
ここはブルックリンのサニーサイドの辺りの
チャイナタウンに借りた会社の寮部屋
2BRで$2000を値切って$1850になった
いい日光の入る3階で
前に住んでた人に個性が残っていて良い部屋だった。
マンハッタンの家賃平均は$8000らしい
メトロの範囲でも中心から少し離れた場所で
中国人やエスパニョール系のアパートは安い気がするな。
ここの他にもクイーンズのリッジウッドの3BRが$2400のアパートで
中国人の気の良さそうな親子が持っていた部屋を
2部屋借りるからと交渉して3LDKの部屋2部屋で$4000で借りる事も出来た。
因みにコニーアイランド方面のエリアは深夜の電車が驚くほど来ないので注意がいる
メトロの電光掲示板に後10分で到着のサインが30分戻るのを数回繰り返す時があるからね。
ラテン系の住人が多いアパートも注意が必要
いつも外に居てラテンミュージックがずっと流れていてうるせー。
NYのダイソーことDollar Tree Inc.
A.K.A.金の生る木