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2013/02/06

Rumble GoldFish










Sinéad O'Connor - Nothing Compares 2U























ドックランズ スピードショップ at 川崎シティー










20代の半ば頃、僕は吉祥寺の最も小汚い地区で働いていたんだけど、そこいらは飲食店とかが多いからか野良猫がやたらと歩いてた。 昼間や平日の深夜は仕事が暇である。そして僕は犬より猫が好きだから、ここぞとばかりに猫をナンパするんだけど、どーやらみんなナンパ慣れしているらしく、ホイホイついて来ては「にゃー」と言って、餌だけ食べてサッサと帰っていった。


そのうち段々と猫の見分けも出来てくると、何となく猫社会のルールや習性なんかが見えてきて面白い。 1番始めに気が付いたのは母子家庭が多い事である。 母猫1匹に子猫が2~5匹って具合で、通路を区切りにブロックを縄張りとして生活している。 猫にとって通路は「8マイル」みたいな絶対境界線らしくて、絶対に越えようとしない。 試しに道の向こうからおにぎりの 「鮭」 で子猫を誘ってみたら、モジモジニャーニャーソワソワしまくったけど結局来なかったからね。


ところがそんな鉄の掟に縛られない奴等が2匹いる。通称「ボス」と「トラフン」である。ボスは角のタバコ屋の飼い猫で普通の猫の倍くらい大きく、人が避けて歩く程、顔つきが完全に極道である。トラフンは虎縞模様の猫で、金魚の糞みたいにボスの後をついて回る。そして発情期になると、ボスは各ブロックでセックスしまくるんだけど、当然 極道だからノーマルな事には飽きてしまっているようで、食事中の子猫を蹴散らし、嫌がる雌猫を羽交い絞めにし、トラフンも混ぜてドS全開の3Pをするのである。本当に。


この21世紀、人権や訴訟やと騒がれる先進国の街中で鬼の弱肉強食な猫社会を目の当たりにすると、感慨深いものですよ♪



















Super ☆ thanX

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